続報5/3八峰村畑開き

 持ち主同様にカメラも老いぼれたのか、はたまた機嫌が悪かったのか。ピント合わせに時間がかかり、その前にシャッターが切れてしまったのでしょう。自分の撮った写真、オートフォーカスの遠景でもピンボケに。今回アップした畑開きの写真の多くは、同じく老いぼれでも使っているカメラだけは老いぼれてなさそうな友人Tのお世話になりました。
 ときには雪の降ることもある5月初旬。畑まわりのカラマツは、まだ固い新芽状態。それでも2週間前の大雪はすっかり消えていました。やはり春です。
 例年どおり、畑開きの植え付けメニューはジャガイモと下仁田ネギ。ジャガイモは男爵、メークイーン、キタアカリの3品種。下仁田ネギも含めて、八峰村メンバーでもある農林産物直売所木花(ぼっか)提供です。


 畝づくりは、ほぼ全区画ミニ耕運機をあやつってIさんがやってくださいました。大助かりです。ネギ用に深い穴を自分で掘っていたのはYさんだけだったかな。友人Tが息絶え絶えでつくった畝は無情にもミニ耕運機によって跡かたなく消え去りました。このミニ耕運機、自分でも初めて使わせてもらいましたが、なかなか思うようには動いてくれない。ハンドルの高さ、地面に対する角度がコツになりそう、というのがとりあえずの素人判断です。


 ネギの植え付け、立てるか寝かせるか、地元の方でも分かれてるみたいですね。今回の植え付けでも2派両方ありました(写真は寝かせ植え)。いずれにしても、標高が300m低い小海市街周辺の畑に較べると、大きく育てるのはむずかしい。もちろん施肥など栽培管理の違いもあるのでしょうが。
 10時過ぎから始まった作業は、ひとまず11時半ころ中断。おやつタイムに入りました。ちなみに、わたしが積極参加したのは、この時間だけです。地元支援者の方々手作りのお茶受けがコンテナ製即席テーブルの上に並びました。


 写真左は、もうおなじみとなった小海饅頭(?)。貴重食材イワタケ餡入りが一番人気だったかな。イクサ(エゴマ)餡は今まで以上になめらかクリーミーに仕上がっていました。ゴマすりならぬイクサすりにどれだけ時間をかけたのか。自分でこの餡をつくろうとすれば途中で疲れ果て、まだザラつきの残っている段階であきらめてしまいそう。それほど手間かけた見事な一品でした。このほか生地に黒糖を練りこんだ饅頭も。
 右は野沢菜古漬け(おかかをトッピング)・白瓜粕漬け・野菜の煮物など、やはり手作りお茶受け。残りわずかになったとき、遅ればせながら撮りました。KuさんとKiさんからの差し入れ品の一部です。このうちトマトのカレー風味甘酢漬けは初めていただきました。トマトといっても赤く熟す前の緑色した固いトマト。最初はトマトとはわからず、瓜か何かだと思ったほどです。トマトにはこんな食べ方もあるんですね。おいしかった! 青いトマトは市販されてないから自分で栽培するしかない。
 おやつタイム終了後は、とりあえず解散。でも多くのオーナーが残って作業をしていました。花豆用の支柱を立てたり、マルチを張ったり。
 というわけで、皆さん今年もよろしくお願いいたします。