今年の「こうみざかり」大好評!

 今回の八峰村畑開き参加、不届き千万にも真の目的は新酒こうみざかりを味わうことでした。ふだんは1升1000円以下の安酒しか飲めない身にとって、こうみざかりは望外の幸せでもあります。その幸せ、畑開きの前日5/2夜に体の隅々まで染みわたりました。
 自分でも田植えや稲刈りの真似事をした八峰村酒米「ひとごこち」を100%使用した純米生原酒。精米歩合59%、アルコール度数17度。ラベルには八峰村メンバー全員の名前が印字されています。
 あいつには「こうみざかり」を飲ませるな! 悲しいかな、仲間内では常識になっているようです。まあ前科2犯の身の上、しおらしくしようとは思いつつ、目の前に「こうみざかり」があれば強行突破するしかありませんでした。
 今年の「こうみざかり」仲間内5人の評価は◎。去年より出来がいい、うまい。とくに好評だったのは、切れのいいところでしょうか。さっぱりしていて飲み口さわやか。もともと芳醇だった酒が淡麗辛口に近づいた、とでもいえばいいのかな。自分としては、どちらかというと芳醇系好みなのですが、大勢を前に大きな声ではいえませんでした。でも、ふだん飲んでる酒に較べれば無条件に美味い!(おいおい、ヘタクソな褒め方は逆効果になりますよ)。
 詳しい醸造過程について蔵元からは何もきいていませんが、酵母精米歩合など仕様そのものは去年とたぶん変わりないはず。それでも、できあがった酒の味わいは変わってくる。酒づくりのむずかしさでもあり、おもしろさでもあるんでしょうね。
 すでに今年の「こうみざかり」を飲まれた方も多いと思います。率直なご感想をお寄せいただければ幸いです。