凍み餅、飯舘の皆さんに

 長期間更新をさぼってしまいました。でも八峰村はしっかり活動を続けています。今年に入ってからは恒例の凍み餅づくり。わたしも今シーズン製を送っていただきました。いまは新年度の準備に忙しい時期でしょうか。昨年は耕作できなかった馬流の田んぼで米づくりが復活するという話も伝わってきています。
 そんななかで、まずは飯舘訪問の記事から。村長が送ってくれた写真と記事をアップします。



 2月29日、伊達市内の仮設住宅にうかがいました。翌日は、渡邊とみ子さん率いる「かーちゃんの力プロジェクト」のメンバー長澤利子さんが避難している葛尾村の仮役場を訪問。避難の状況を聞きながら、避難生活中の葛尾の皆さんとも、凍み餅を一緒に食べ、交流を図ってきました。今回で5回目の訪問(5年間で15回の凍み餅づくり)になります。
 訪問はいいのですが、何時まで仮設暮らしをさせるのと、無策に腹が立ちます。しかも行先が見えないのに、来年で仮設が閉鎖されるとか。インフラに何兆円かけても、お年寄りに安心して暮らせる環境をどのように提供できるのか、ソフトウエアが脆弱な復興対策に思えてなりません。仮設の中では、新しいコミュニティの形成が感じられ、それがまた壊されるようです。