ジャガイモ料理2種

 八峰村の畑に植えられたジャガイモは、順調に育っているでしょうか。わたしの住む埼玉県上尾市にある畑では、すでに花を咲かせはじめています。アップした写真は5/27、自転車での通勤途中にケータイで撮りました*1

 ジャガイモは食べておいしいのはもちろんですが、野菜づくり初心者でも簡単に栽培できるところがいいですね。植えっぱなしでも、けっこう実をつけてくれる。たまにしか野菜の世話ができない首都圏在住の村民としては、もっとも頼もしい野菜です。昨年は気候の影響か、地元の方の話によると例年より出来がよくなかったとか。でも、八峰村の畑でもそれなりの収穫がありました。今年も楽しみです。
 ところでジャガイモ料理といえば肉ジャガとかポテトサラダ、それからコロッケなどがポピュラーですね。シチュー類に入れるのも定番。ジャーマンポテトやスペインオムレツをつくる方もけっこう多いと思います。今回はちょっと目先を変えて、オリジナル(といっても単なるアレンジ)料理をいくつか紹介します。
 これでも、いちおう調理師試験には合格した身です(麻薬常習者でないことを証明する医師の診断書が必要なので、めんどくさくて登録はしてませんが)。ちなみに試験に受かったからといって料理の腕がいいとはかぎりません。調理師資格の要は衛生管理にあります。調理師試験には、ジャガイモの芽に含まれる毒は何かという問題がよく出されていました(答えはソラニン)。(八木 記)
○ジャガイモの酢の物
ホクホクやネットリがジャガイモの食感の定番。でも、シャキシャキした生に近い食感も、けっこういけますよ。
①キュウリを小口切りにして塩もみしておく。
②生のジャガイモ(男爵よりメークイーンのほうがベター)の皮を剥き、できるだけ細い千切りにする。これを熱湯で1分ほど茹で、しっかり水を切る。
③熱い状態のジャガイモに、あらかじめ用意しておいた甘酢(酢、砂糖、塩、できればダシ汁少々)をかけて粗熱をとる。
④これと塩もみキュウリを和えればできあがり。
 ※寒い時期には柚子の皮を刻んで散らすと香りと彩りがワンランクアップ。
 ※写真はひねりゴマを散らしたもの。砂糖のかわりにオレンジ・マーマレードを使っています。塩のかわりに練り梅を使ってもおいしいですよ。

ピリ辛肉じゃが
甘辛ならぬピリ辛の中華風煮込み。キムチを使うところは韓国風かな。
①ジャガイモは皮を剥いて一口大にカット。ニンニク、ショウガ、長ネギはみじん切りに。白菜キムチはお好みの大きさに。
②中華鍋かフライパンに油をひき、挽き肉(豚、牛、鶏、合い挽きいずれも可)とジャガイモ以外の①の材料を炒める。トウバンジャンを加えてもOK。
③さらにジャガイモを加えて油をからめたあと、水と酒を具材がひたひたになる程度まで入れる。味付けはキムチの量次第だが、しょうゆ、オイスターソース、砂糖、コショウなどで調節。煮るときの火加減は中火以下で。
④ジャガイモに串が通るまで柔らかくなったらできあがり(約15分)。
 ※彩りに、茹でたカブの葉や細ネギなどを散らすのもいいですよ、肉じゃがに入れるキヌサヤみたいに(写真では豚肉細切れ、生の水菜を使っています)。

*1:自己註 料理写真も含めて見るに耐えないですね。アナログ一眼レフはあってもスキャナーがないし、やっぱデジカメ手にいれようかな