ソバの種まき

 7/18午前中、予定どおりソバの種まきが行なわれました。場所はJR小海線馬流駅すぐそばの旧水田。面積1反半くらいでしょうか。地元Iさんとそのお仲間、八峰村側から押しかけたのは5人、計10人ほどが集まりました。すでに畑は整地され、畝もつくってありました。Iさんたちが事前に準備しておいてくれたのだと思います。
 麺にしたソバやソバ粉しか知らない方も多いと思いますが、ソバの種は菱形茶褐色の殻で覆われています。大きさ5mmほど。このなかに白い粉が詰まっている。いわゆる田舎ソバは殻ごと粉にしたものですね。
 今回コンバインの利用を考慮して筋まきしました(バラまきもよく行なわれる)。土の溝部分に種をふりまき、土をかけていく。かける土の厚さは種の3倍ほどだそうです。もっとも、インサイドキックよろしく足で土をかけていくので、かなりいい加減ですね。まく量も「薄めに」とご指導いただきましたが、素人には薄め厚めの判断がむずかしい。誰がまいたかで、その後の成育に違いが出てくるかもしれません。その時点で個人の責任が厳しく追及されるでしょうが、まあそれも楽しみのひとつとしてとっておきたいと思います。
 その後、場所を移動して別の畑にも種をまきました。参加された人たちの気持ちはすでに食べるほうにとんでいるようです。種まき最中からソバ打ちの話でもちきりでした。収穫は75日後くらい、10月に入ってからになるそうです。
 Iさんはじめ地元の方々、ほんとうにありがとうございました。これからもご厄介になると思いますが、よろしくお願いします。

皆さん集まって記念写真。後ろは小海線のハイブリット車両。この写真は、地元出身で東京から駆けつけたSさんがメールで送ってくれました。

Iさんから蒔き方を教えてもらってます。じつをいうとIさんもソバ栽培はほとんど初めてだとか。長野県には各地に有名なソバがありますが、小海ではあまりつくられてこなかったようです。今回の「そばの里づくり」をキッカケに、戸隠や霧下と並ぶブランドに育っていってほしいですね。右写真は八峰村オーナーYさんとNさんの作業風景。
こちらは隣の畑でのトラクター作業。今回の種まきも、こうした事前のお膳立てがあってこその楽しみでした。