小海のマツタケ

 キノコの季節が始まりました。小海でも、宿泊施設などによるキノコ狩りが実施されると思います。小海ではキノコの王様マツタケも採れるんですよ。
 今年7月、ソバの種まきをしたとき、街角にはマツタケ山の入札案内が貼り出されていました。共有地の山に生えるマツタケを採る権利を落札する。入札者は、気候条件など分析して予想される収穫量をはじきだすんでしょうね。うまくいけば大儲け、ヘタをすれば……。賭けの要素も大きいのかも。どなたがいくらで落札したかは知りませんが。
 昨年、国産マツタケは記録的な不作でした。そうでなくても高嶺の花だったのに、さらに遠くへ行ってしまった感じ。今年もすでに予測が出てきていますが、多くは望めないような状況みたいですね。もっとも、これからの天気も影響するし地域差もあるので一部期待といったところ。
 懐具合と幸運が重なれば、町内の直売所などで手に入れることができるかもしれません。
 ちなみに外国産マツタケは香りが劣るとされていますが、これは輸入規則の関係で洗浄されているためだという話をどこかで聞いた覚えがあります。