ソバ刈り取り

 10/2(土)、ソバの刈り取りを行ないました。八峰村からは4人が参加。東京から駆けつけたSさんのグループ数人。PTA活動を通じて親しくなったお仲間だとか。蕎麦打ちの道具も運び込んできていました。気合い入ってますね。もちろん地元リーダーIさんも。合計10人ほど。いずれもほとんどが種まきに参加したメンバーです。
 今回の栽培面積は約3反。畑は4枚にわたっていました。追加種まきした畑があったようです。このうち1枚はコンバインが入らないということで、手刈りになりました。1反弱でしょうか。これをを10人がかりで鎌を使って小1時間。雨上がりとはいえ、水田のようなぬかるみはなし。予想以上に作業ははかどりました。
手刈りする前のソバ畑。近くの水田では稲刈り作業中。右はソバのアップ。下はソバ刈り戦士たち(全員ではありませんが)。

 刈り取ったソバは、歩いて5分ほどの場所にあるもうひとつのソバ畑に運搬。コンバインで刈り取る前のソバの上にばらまきました。こうして脱穀まで済ませてしまうわけです。
これがソバ専用コンバイン。「そばの里づくり」事業の一環として町が購入した大型機です。県からの補助金1000万円を使ったとか。手刈りした畑の3倍もの面積を、オペレーターひとりであっという間に脱穀までしてしまいました。左側に見える青い袋にソバの実が入っています。
もう赤トンボの季節なんですねえ。コンバイン稼動中、手刈り部隊はただ見守るだけ。畑の隅のソバをコンバインの走路に投げ込むくらいのものです。

コンバインに乗るのは皆さんたぶん初めて。オペレーター気分の記念写真です。ダブルクリックすると拡大して見られます(他の写真も同様)。


 この日の収穫は約30kg入りの袋で10袋以上。もっとも、前日までの雨で湿り気たっぷり、茎の切れ端やゴミもけっこうまじっています。製粉後は半分くらいの量になってしまうのかな。それでも、プロの生産者にそれほど引けをとらない量ではないでしょうか。アマチュアが初めて栽培したにしては上々かな。
 刈り取り脱穀したソバは、自然乾燥=天日乾し、または乾燥機にかけられると思います。その後はすべて自家消費するか、一部または大半を町に売却するか。売却の場合は玄ソバ(殻つき)1kgあたり450円。その後随時製粉加工され、八峰の湯や直売所などで販売されることになります。今週土曜、直売所で開催される「きのこ祭り」では、すでに別の畑で収穫された小海産新ソバの手打ち実演販売がありますよ(10/2の記事参照)。
 八峰村グループは、茎つき&脱穀後のソバの両方を少しばかり強奪しました。これを自然乾燥させ、原始的な方法でゴミを取り除いて石臼で製粉、手打ちで食べる……というのが、わたしの密かな目論見です。そのためには、これから勉強が必要になりますが。
畑の隅に種をまいておいた辛味大根も収穫。もちろん蕎麦の薬味用です。その場でかじってみたら、半端じゃない辛さでした。すりおろして冷凍にしておくと後で食べられるそうです。