新酒こうみざかりを堪能

 やっと味わうことができました。「こうみざかり」。小海町内の酒店で1升ビン1本&4合ビン2本を購入。いちおう使い途は考えてはいたのですが、我慢できずに4合ビンの生酒に手を出してしまいました。オーナー割当分は支援してくれている仲間とともに後日くみかわすことになっているので飲むわけにはいきませんでした。
 まずはフルーティな吟醸香を堪能。口にふくむと芳醇な味がひろがっていく。まだまだ日本酒の世界では主流の感がある淡麗辛口ではないところが気に入りました。端麗辛口には飽きてきたところにガツンと「こうみざかり」の一撃をくらった、といった感じでしょうか。
 個人的には「こうみざかり」は最高レベルの日本酒です。早く酔っ払えるのが何よりいい。単にアルコール度が高いからだけではないような。18度前後のものが多い原酒だからといって早く酔える酒ばかりではない。安心して身をまかせられる酒だからと勝手に解釈しています。すいません、こういう感想って「こうみざかり」のPRにはまったくなりませんよね。買う人の好み、マーケティングを無視した戯言です。
 ところで今年の「こうみざかり」のラベルには、八峰村を運営する地元の方々13名の名前が書き込まれていました。原料生産者の個人名まで表示された食品、そうそうはないですよ。とってもいい感じです。