甘すぎる果物

ご無沙汰してます。きのう開かれたはずの有機農家見学会も欠席のやむなきに至りました。定年後のほうが忙しい「こんなはずじゃなかった」状態、当分つづきそうな気配、悲しいやら嬉しいやら。まあ世間は休日ということで仕事先も休み、こちらも束の間の休み…

エゴマ油の人気沸騰中?

エゴマ。小海あたりではイクサと呼んでいますね。このイクサをつかった饅頭や和え物は、八峰村ではすでにおなじみです。わたしも昨年まで八峰村の畑に作付していました。実を取り出すのがメンドくさかった! 今年は小海産種を相模原で蒔いてみようかな。 こ…

わけあり極上凍み餅

先日の畑びらきでいただいた凍み餅。これまで以上に美味でした。生餅のような食感。モチモチ&ねっとり。口に入れたときは、あれって思ったほどです。それくらい今まで食べた凍み餅とは違っていました。 調理法はフライパンで焼いて砂糖と醤油を絡めただけ。…

懇親会の創作料理

稲刈り後の懇親会、地元産野菜中心のメニューはいつもどおりですが、今回は創作料理風のものがたくさん並びました。つくってくれた皆さんのアイデアとおもてなしに感謝感謝です。 ティータイムでふるまわれた饅頭も今回は新作でした。具は野沢菜とナスの2種…

秋の味覚

今回の小海行きでは数々の秋の味覚を堪能しました。 まずはキノコ。とりわけマツタケです。稲刈り後の懇親会でふるまっていただいたマツタケご飯には、これでもかというくらい大量に入っていました。しかもおにぎりのお土産つき。今年はマツタケの当たり年の…

煮花豆の秘法

稲刈り作業終了後の昼食会というか懇親会の席には地元産野菜をふんだんにつかった料理が並びました。なかでも感動的だったのが花豆の煮豆(マツタケご飯以上に)。とにかくやわらかい!! まるで餡を薄皮で包んだみたい。こんな花豆、いままで食べたことありま…

飯舘の「おこし酒」

この1升ビン、ラベルを見てもわかるように「おこし酒」という日本酒です。福島県飯舘村のブランドのひとつ。昭和60年代から造られてきました。「おこし」には「村おこし」と「飯舘におこしください」とのふたつの意味が込められているそうです。 この「お…

山菜三昧

今回の小海滞在、ひたすら山菜を食べまくりました。前回の記事で書いたウド、いただきもののトウブキ、木花で購入したコシアブラ&タラの芽、そしておまけは宿の敷地で摘み取ったタンポポの花。 コシアブラ。最近はタラの芽以上に人気の高い山菜ですね。でも…

桜に「こうみざかり」

4/4、職場の仲間たちとひらいた花見の宴。写真の地に白く写っているのは桜の花びらです。職場では喫煙室のドアを開けただけで(あけなきゃ出入りできない)煙がもれたといってクレームがつく。自然と喫煙者だけのグループができてしまうのも無理ありませ…

今年のこうみざかり

今年の「こうみざかり」。うろ覚えで申し訳ないのですが、1升ビン換算で700本ほどつくられました。ビンラベルにプリントされた地元メンバー&オーナーの名前だけが、昨年とはちょっと違っています。 スペックも昨年同様のはず。純米無濾過原酒、アルコー…

凍み餅の春巻き

来週末17日から3日間、小海では飯舘直伝の凍み餅づくりが行なわれます。暮れの12月にに続く今シーズン2回目。小海にはもう何ヶ月もご無沙汰してしまいました。今回の凍み餅づくりにはぜひともお邪魔するつもりでおります。 今日は昨シーズン、つまり1…

山菜づくし

今回の小海行き、いつも以上にいろんな山菜をおみやげとしていただきました。田植え後の早苗の宴ではトウブキ、南相木村のIさんからはモミジガサ(シドケ)とミヤマイラクサ、そして自分で摘み取ったオオバギボウシ(ウルイ)。トウブキ以外はまだ食べたこ…

明日は田植え

ただいま午後8時過ぎ。NHK{キッチンカーが行く」を見ながらこの記事を書いています。今回のロケ地は飛騨高山。番組が始まってすぐに食材としてエゴマが出てきたので、急遽記事を書き始めました。いまは飛騨牛の場面になっていますが、こんな高級素材は…

遥か米粉極道

飽きもせず米粉=酒米削りかす使っております。今回は天麩羅、かき揚げに初挑戦。 通常のかき揚げの場合、わたしは小麦粉に片栗粉を混ぜます。卵は使いません。とりあえずは米粉かき揚げでも同じようにつくってみました。まずはありあわせの野菜(ニンジン、…

米粉の値段

「そんな値段じゃ赤字もいいところです。勘弁してください」 「何いってんですか、補助金が入るんだから大丈夫でしょ」 こんな会話が米生産者と買い取り業者の間でかわされたかどうか定かではありません。ただ、米粉のことを調べていて驚いたことがいくつか…

今年の「こうみざかり」大好評!

今回の八峰村畑開き参加、不届き千万にも真の目的は新酒こうみざかりを味わうことでした。ふだんは1升1000円以下の安酒しか飲めない身にとって、こうみざかりは望外の幸せでもあります。その幸せ、畑開きの前日5/2夜に体の隅々まで染みわたりました…

米粉つみれ、あえない結末

魚のアラ。タイやブリならとにかく、イワシやサンマのアラなんて普通つかいませんよね。せいぜい中骨を油で揚げて煎餅にするくらいかな。そんな小振りの魚のアラ、じつは大好物です。もしかしたら正肉より好きかもしれない。なかでも、サンマの腹身をそぎお…

マイブーム米粉

はまっちゃいました、米粉。といっても酒米削りかすですけど。凍み餅づくりのときにいただいたものは使い果たし、八峰村が福島出張販売のとき購入した2kgが現在大活躍中。そのためミルキークイーン(たまたま買った米品種)の減り具合が少なめになりました…

今日のお弁当

恥ずかしながら、きょう勤務先に持っていったお弁当です(すでに日付かわって昨日か)。大根餅風のおやき&サラダ。どちらにも八峰村産の米を使いました。米といっても粉にしたものです。2月に小海に行ったときのいただきもの。これで残りはわずかになりま…

凍み餅に粳(うるち)を混ぜるわけ

えびす庵での交流会でのこと。凍み餅のことも当然話題のひとつになりました。このブログでも何度か紹介していますが、飯舘の凍み餅はもち米&粳の粉を半々でつかいます。もともと、ありあわせの屑米を放り込んで餅にしていた、だから粳も入っている。などと…

米粉餃子はむずかしい!

米粉で餃子ができるなら、と酒米削りかすを皮にしてつくってみました。といっても既存のレシピがあるわけではなく、自分の勘だけが頼りの暗中模索。 とりあえずは凍み餅づくりにつかったもち米の粉を熱湯で捏ねて糊状にし、これに削りかすを練りこんで生地に…

酒米削りかすは米粉としてつかえる!?

ここ幾日か連続でアップしている米粉料理。米粉おやきとか、米粉餃子とか、米粉パンとか。このうち米粉パンは、すでに全国区。他のふたつも全国各地で製造販売されていました。まあ当然でしょう。米消費拡大が叫ばれているご時世ですから。 そのなかでちょっ…

邪道?きりたんぽパスタ

酒米の削りかすのそのまたかす=かすかす=米粒のかけらでつくった「きりたんぽ」もどき。一日おいて自分の胃のなかに。はっきりいって「まかない」です。手元にある食品は捨てずに使いきる。日々の糧とさせていただきました。 単なる思いつきでつくったパス…

かすかすの使いみち

かす。普通は不用品、廃棄物といったニュアンスのある言葉ですが、ここでは愛着を込めてつかっています。一見役立たずだけど実は。そんなところがたまりません。かすのそのまたかす=かすかすともなれば愛おしさひとしおになります。 その「かすかす」がいま…

米粉おやき試作第2弾

前回つくった米粉おやきは、おやきというより大根餅あるいはお好み焼き風でした。今回は、具を生地に混ぜるのではなく包んだ正統派おやきに近いものです。もちろんメイン食材は酒米の削りかす(白糠)。生地素材は3/7の記事に書いた「米粉パン」とほとん…

米粉パン試作

酒米削りかすを使った試作品ふたつめ、今回はパンです。米粉パン、最近けっこう人気になってますよね。小海の「高原のパン屋さん」でも売っています。わたしが食べたことある米粉パンはここのものだけ。つまり、食経験ほとんどなしってことになりますね。 普…

米粉おやき試作

八峰村の水田でつくった酒米「ひとごこち」の削りかすをつかった大根餅もどき。ヒントになったのは、もちろん中華の点心として知られる大根餅です。でも大根餅のバリエーションをつくる気はあまりありませんでした。まずは削りかすの新たな活用法を考えるこ…

米の粉の挽き具合

先日小海に行ったおり、凍み餅の材料であるもち米の粉と酒米の削りかすを譲り受けました(というより強奪?)。これら米の粉をを使って何かできないか。そんなつもりではいるのですが、なかなか時間がとれず、まだ試作品のひとつもできないでいます。 もち米…

凍み餅レシピ2種

八峰村の渡辺村長からいただいた今シーズンの凍み餅3個。しばらくは調理する機会がなくほったらかし、いや保存してましたが、ようやく食べました。まずは半日ほど水で戻してから2つの料理を試作(試作だけで終わってしまいましたが)。 凍み餅のチーズ焼き…

ひとごこち削りかす

「こうみざかり」の醸造元黒澤酒造のブログに、精米削りかすに関する記事が載っていました。 それによると、黒澤さんの精米機は4段階に切り替えられるそうです。米粒の外側から赤糠、白、上、特上。赤糠は主に肥料として近郊農家に。上・特上(精米歩合39…