酒米削りかすは米粉としてつかえる!?

 ここ幾日か連続でアップしている米粉料理。米粉おやきとか、米粉餃子とか、米粉パンとか。このうち米粉パンは、すでに全国区。他のふたつも全国各地で製造販売されていました。まあ当然でしょう。米消費拡大が叫ばれているご時世ですから。
 そのなかでちょっと不思議に思ったのが米粉餃子。皮を小麦粉の場合と同じようにつくれば、ひび割れしてしまいます。片栗粉を糊状にしてから米粉を練りこむという手もあるにはある。でも、米どころとして知られる秋田県大潟村などでは、米粉100%を売りにしていました。どうやってつくるんだろう。湯で練るとか、詳細はわかりませんが、いずれにしても米粉だけでも餃子の皮はつくれるようです。しかも、おいしいのは間違いない。
 米粉おやきもけっこう市販化されていました。やはり長野県内が目立つようです。機会があれば食べてみたいですね。どうせなら、老夫婦が地域のなかで細々と切り盛りしてるような店があればいいなあ。
 餃子にしろ「おやき」にしろ、つかっているのは、いわゆる高価(?)な米粉。自分で試作してみたのは、酒米の削りかす、1kg100円以下の格安品です。にもかかわらず、削りかすは米粉としてつかえるのはないか。わずかばかり試作しただけで大きなことはいえませんが、いけるという確信めいたものが芽生えてきました。
 もし酒米削りかすが1kg単位くらいで小売りされるなら、わたしは即買います。再製粉なんて面倒なことはしないで低価格のまま売り出してほしい。そしたら家に常備しておきます。
おまけ写真。先日つくった「きりたんぽ」の残りで吸い物風に(雑煮風?)。具は鶏肉、油揚げ、小松菜。ダシは顆粒カツオと昆布茶の手抜き品です。