米粉おやき試作第2弾

 前回つくった米粉おやきは、おやきというより大根餅あるいはお好み焼き風でした。今回は、具を生地に混ぜるのではなく包んだ正統派おやきに近いものです。もちろんメイン食材は酒米の削りかす(白糠)。生地素材は3/7の記事に書いた「米粉パン」とほとんど同じ。ただしマーガリンの代わりにゴマ油を入れています。要するにパン生地のおやき。普通のおやきは膨張材としてベーキングパウダーをつかうことが多いようですね。
 具食材=市販白菜キムチ、鶏挽き肉、エノキダケ、長ネギ、白ゴマ、酒、しょうゆ、コショウ、ゴマ油
 具の調理は餃子の具とほぼ同じ。まずは鶏挽き肉に酒・しょうゆ・ゴマ油を垂らして粘り気が出るまで練る。あとは白ゴマ以外の材料を細かめにカットして混ぜるだけ。この具を発酵済みの生地で饅頭のように包む。片面に白ゴマをまぶしてから薄く油をひいたフライパンでこんがり焼けばできあがりです。
 具を包むのって、けっこうむずかしいですね。米粉は小麦粉より粘り気がないので、生地を引っ張り延ばしてきれいに包むなんて芸当はできない。小麦粉の饅頭でさえまともには包めない身にとっては難易度高。じっさい、写真では隠してありますが、裏側は具がちょっぴり見え隠れしています。
 フライパンではなくオーブントースターで焼く方法も試してみました(アルミホイールをかぶせて10分、取り去ってから約5分)。パン焼き素人のせいも多分にあると思いますが、やっぱフライパンで焼いたほうがおいしかった。表面のカリカリ感が違います。
 調理法としては蒸すという手もあります。蒸してから食べる前にこんがり焼く。いずれは試してみるつもり。もっとも削りかすが残っていたらの話ですが。
 ※写真右手前は白ゴマをまぶさずにオーブントースターで焼いたもの。