凍み餅の春巻き

 来週末17日から3日間、小海では飯舘直伝の凍み餅づくりが行なわれます。暮れの12月にに続く今シーズン2回目。小海にはもう何ヶ月もご無沙汰してしまいました。今回の凍み餅づくりにはぜひともお邪魔するつもりでおります。
 今日は昨シーズン、つまり1年前の凍み餅を春巻きにしていただきました。凍み天=凍み餅のてんぷら(福島県相馬の名物)があるんだから春巻きにしても、きっとおいしい。そんな安易な思いつきメニューです。材料の凍み餅は、ぶっちゃけ食べ忘れてほったらかしになっていたもの。常温保存だったにもかかわらず品質には問題なし、たぶん。さすが保存食&スローフードの王道をいってますね。頼もしい食材です。
 棚から牡丹餅みたいな得した気分で、まずは凍み餅を一晩水で戻す。これをスティック状に切り、キムチ・チーズ・ゴマと合わせて皮で包む。調味料はキムチの味だけ。いずれも手元にある食材の寄せ集めです。あとは油で揚げてできあがり。酒のつまみとしてはもってこいの一品になりました。「こうみざかり」ならぬ安酒の肴のひとつとしてチビリチビリやりながら、このブログを書いています。
 考えてみると、凍み餅と合わせる具材は他にいくらでもありそうですね。シソの葉とか、明太子のマヨネーズ和えとか、普通の春巻き具材に凍み餅をプラスするだけでもいいだろうし。普通の切り餅でできるものなら凍み餅でもほとんどOKじゃないかな。油揚げのなかに入れて鍋にしてもよさそうだし。
 とはいえ、すでに凍み餅は手元になし。今シーズン製のできあがりを待つしかありません。
 ※写真もアップするつもりでいちおう撮ったのですが、カメラのモーターがまともに駆動せず、みごとなまでのピンボケばかりでした。すいません。新しいカメラを手にいれなくちゃならない時期ですね。