エゴマ油の人気沸騰中?

 エゴマ。小海あたりではイクサと呼んでいますね。このイクサをつかった饅頭や和え物は、八峰村ではすでにおなじみです。わたしも昨年まで八峰村の畑に作付していました。実を取り出すのがメンドくさかった! 今年は小海産種を相模原で蒔いてみようかな。
 このエゴマから搾った油が人気沸騰中とか。福井新聞の記事として今日ネット配信されていました。福井県勝山市のメーカーの話です。さっそく製造元「のむきのエゴマ」社のサイトに行ってみると、緊急告知で今シーズンの販売終了となっていました。売れすぎて原料不足に陥ったからです。
 新聞記事によると、勝山市では2haの農地で例年1tの収穫。休耕田対策として2005年から栽培が始まりました。小海町では同じ休耕田利用でソバや鞍掛豆がつくられていますね。勝山市の場合はエゴマだったというわけです。ただし、小海ではソバや鞍掛豆が足りなくなったという話はきいたことがありません。
 エゴマ油は、血液さらさら、アレルギーや認知症の予防効果が高いらしい。その効用をうたったテレビ番組が連続放映されたことがヒットのキッカケになったのだとか。
 そういえば、小海の農産物直売所「木花(ぼっか)」でエゴマ油を売っているのを思い出しました。値段は高級ゴマ油なみ、いやそれ以上か。1本1000円近かったような気もします。木花さん、エゴマ油の売れ行き、なにか影響でてますか。