秋の味覚

 今回の小海行きでは数々の秋の味覚を堪能しました。
 まずはキノコ。とりわけマツタケです。稲刈り後の懇親会でふるまっていただいたマツタケご飯には、これでもかというくらい大量に入っていました。しかもおにぎりのお土産つき。今年はマツタケの当たり年のようで、地元の直売所などでも比較的安い価格で出回っています。とはいっても100gあたり3000円が相場だとか。おいそれと買えるシロモノではありません。そんな貴重品をふるまっていただいたのですから、うれしくて涙がでてきます。がつがつ卑しい食べ方をしなかったかどうかだけが気がかりです(今回の稲刈り&懇親会参加費は無料でした)。考えてみれば、小海以外でマツタケを食べたことなんてないような。
 ※マツタケの写真は木花のブログから借用させていただきました。こちらは南相木村産です。
 キノコではもうひとつデコボウを堪能。このデコボウは宿泊先の敷地内に生えていたものです。バターで焼いてしょうゆをたらして食べたり、カブと一緒に味噌汁にしたり、白菜とともに塩ラーメンの具にもしました。デコボウはナメコのようなヌメりのあるおいしいキノコですよ。写真の3本は形こそ違いますが、いずれもデコボウのはずです。



 こちらの赤い実はイチイ(?)。稲刈り作業終了後に付近を散策したとき民家の敷地内に植えてあったものです。敷地からはみ出した植栽には所有権がないとか言い訳しながら摘み取って食べてしまいました。わたしは2粒だけです。ブルーべりなんかより甘い感じ。持ち主の方、ごめんなさい。




 最後はアケビ。帰宅途中に立ち寄った佐久穂町直売所で購入しました。小粒のものが枝に7〜8個ついて税込み150円。イチイの実同様、自然の甘さって、やはりなごめます。枝のほうは宿泊先の主人が挿し木にするといって持って行きました。皮のほうはてんぷらにするとおいしいそうですよ。そのためにいちおう皮も保存してあるのですが、調理してる暇がなくて干乾びさせてしまう恐れ大。