山菜三昧

 今回の小海滞在、ひたすら山菜を食べまくりました。前回の記事で書いたウド、いただきもののトウブキ、木花で購入したコシアブラ&タラの芽、そしておまけは宿の敷地で摘み取ったタンポポの花。

 コシアブラ。最近はタラの芽以上に人気の高い山菜ですね。でも流通量わずかでしょう。少なくても上尾近辺のスーパーでは、タラの芽は置いていてもコシアブラはまだ見たことありません。そのコシアブラを定番のてんぷらではなく、パスタにしてみました。菜の花の苦味がパスタに合うならコシアブラだって。といいたいところですが、アイデアは木花店主からのいただきものです。他の具材はベーコンとブナシメジ。やはりいただきものの下仁田ネギもたしか入れたような。コシアブラは、具と麺をからめたあと最後に入れて余熱で火を通した程度です。調味料はゆで汁の塩分とコショウのみ。goodでした。この時期だけの季節料理、たまりません。

 やっぱ山菜はてんぷらが王道です。寄り道はしても究極はてんぷら、定番たるゆえんでもあります。写真左からタラの芽、ウドの芽、タンポポ。普通のてんぷらとちょっと違うのはソバ粉を使っているところかな。単に小麦粉が手元になかったため代用しただけですが、カリっと仕上がりました。片栗粉も少し入っています。たっぷりの大根おろしと麺つゆでいただきました。あっそうそう、昆布茶もあったので使えばよかった。タンポポはてんぷらの衣の食感を味わっただけで味も香りもほとんどなし。まあ風流ということで。
 ウドの芽みそ炒めのソバ粉クレープ。てんぷらでは使いきれなかったウドの芽を味噌で炒めて保存食に。今は宿の冷蔵庫で眠っています。今週末の田植えで小海に行ったとき食べようっと。砂糖を切らしていたため、味醂と麺つゆで甘さをつけました。クレープは思いつきの一品。当日おやつとして食べました。ソバ粉に入れる水が少なかったせいか、フライパンのなかでさっと伸びず、厚めの焼き上がりになってしまったのが残念です。
 ウドの茎のきんぴら。余りもののブロッコリーの芯も入っています。ウドの芽の味噌炒め同様、甘みは味醂と麺つゆのみ。七味とうがらしをからめてピリっと。写真の色が悪いのはご勘弁を。
 もう一品、トウブキ味噌もつくりました。湯がいたトウブキをみじん切りにし、下仁田ネギと合わせて味噌あえに。そのままでは蕗の水分が多いので火にかけて飛ばしています。ただし、これ単品では食べてません。鶏もも肉の片面に塗り煎りゴマをトッピングしてフライパンで焼きました。まあ田楽もどきですね。食べようとしたら生焼け部分が残っていたためトースターで再加熱という失敗談付き。すいません、そんなドタバタもあって写真は撮り忘れました。