食用ホオズキ


 
 3点の写真は、いずれも食用ホオズキ。ストロベリートマトという名称で市場に出荷している地域もあるようです。いずれも小海の東馬流(八峰村水田のあるところ)で7/20に撮りました。
 左は7月にソバ畑の一画に植えた苗。まだ丈も低く開花もしてません。中央は、ソバ畑のすぐ近くの畑に植えられた苗。こちらは黄色っぽい花を咲かせています。右は同じ場所で撮った完熟前のホウズキの実。
 このホオズキ、今回小海に同行した仲間たちの間で、一大議論になってしまいました。漢字ではどう書くのか。ケータイの辞書を使ってもわからない。抱月=月に似た実が袋に抱かれているから、なんて説も思いつきでとびだし、半分信じかけたほどです。けっきょくは友人にケータイしまくって調べてもらい「鬼灯」または「酸漿」だと判明。なんのことはない。「ほおずき」を「ほうずき」、つまり「お」を「う」と間違えていたために遠回りしただけの締まりのない決着となりました。
 小海で食用ホオズキが出回るようになるのは9月。このブログにもよく登場する「ゆうきちゃん倶楽部」「木花」「小海町直売所」などで手に入れることができるはずです。ほんのり甘い爽やかな味。メジャーな果物(野菜?)になる前に、ぜひ味わってみてください。ジャムも売られていますよ。
 ところで、ふと思いました。食用ではない普通のホオズキ、昔は種を取り出して笛みたいに遊んでましたよね。皮を破かずに小さな穴から種を取り出すのが、けっこうむずかしかった。食用ホオズキでも同じことができるんでしょうか。もし可能なら、種と果汁は食べてしまって皮だけ残せばいい。今度小海に行ったときに試してみようと思います。