自分の足で実感する八ヶ岳の春

 東京周辺はすっかり春めいてきました。ソメイヨシノはすでに「色は匂へど散るぬるを」。菜の花(コマツナが多い)は、まだ強烈な香りを振りまいています。この香りを浴びながら自転車通勤する毎日。
 でも、八ヶ岳春本番はこれから。春の幕開けを告げる。わたしにとって、自転車のヒルクライムレース「ツール・ド八ヶ岳」はそんなイベントです。冬のあいだ閉鎖されていたR299を麦草峠までひたすら登る。25km、標高差約1300m、平均斜度6%弱。例年、除雪が終わりルートが開通する直前に実施されます。
 今年は4/15に行われました。ちなみにルート開通は今週末4/19になります。レース前日は雪が降ったとか。そのためもあって麦草峠付近は凍結し、走行が危険な状態に。けっきょくハーフの15kmのみ実施されました。
 トップレベル選手は25kmの登りでもタイム1時間を切ります。とんでもないスピードですね。素人は平坦地でも25km/hで走りきるのはむずかしい。
 わたし自身はレース参加自体に興味はありません。でも、ひとりのんびりと競技コースを走ってみたい。ここ数年ずっと考えてきました。今年こそ! 選手たちのようなロードバイクではなくクロスバイク(これしか持っていない)ですが。目標タイム2時間以内。途中、自転車を降りないですむなんて、まず考えられません。
 ツール・ド八ヶ岳と同じ日、もうひとつのイベントがありました。佐久市強歩大会。山梨県の韮崎から佐久市まで約100kmを夜を徹して歩くイベントです。この大会に葛飾区おやじの会のSさん(小海町出身)がご夫婦で参加されたとか。詳しくは、おやじの会のホームページをご覧になってください。