絶景

 絶景などとタイトルをつけたものの、どこが絶景?と突っ込まれそうですね。へたくそな写真ですいません。でも実物は間違いなく絶景でしたよ。先週末の小海行きでは、八ヶ岳山麓の春の風景を堪能しました。
国道299号線が貫通する八千穂高原はまさにシラカバの森。松原湖高原をはるかにしのぐ数のシラカバが群生しています。日本一の群生地だとか。黒澤酒造が販売しているシラカバ樹液も、きっとこのあたりで採取するんでしょうね。





佐久穂町大石地区のR299(通称メルヘン街道)沿いは花桃が満開でした。地域の人たちが「花桃の里」づくりをすすめているようです。大石川と花桃、そして背景には八ヶ岳(写真では画面中央遠方に小さく写っている)。素敵な場所です。なごみます。気に入ってしまいました。花桃の時期でなくても、また行ってみたい!

松原湖からの県道とR299がぶつかるところに、小海町ふるさとの森レストハウスがあります。ここでは森林オーナー制度が活用されているとか。晴れた日ならレストハウスから浅間山佐久平雄大な景色が一望できます。第一級のビューポイント! ぜひいちど立ち寄ってみてください。


左は麦草峠頂上。後ろに見える山は蓼科山だったかな。標識の支柱には積雪量を測る目盛りが4、5mの高さまで刻まれていました。麦草峠が除雪後開通したのは4月中旬。いまでもけっこう残雪がみられます。
 ちなみに今回のツアーは、車(なぜか4tクレーン車)で小海まで搬送した自転車を使いました。八峰の湯近くの宿泊先を出発して一路麦草峠へ。距離約15km、標高差800mちょっと、平均勾配5%強。途中一部下りもあるので、登りそのものは数字以上にきつかったかな。しかも登攀中は雪。予想どおり何度か自転車を降りて、けっきょくかかった時間は1時間半。へたれ「ツール・ド・八ヶ岳」です。
 麦草峠からの下りは雪もあがり、R299を八千穂まで25km一直線=ツール・ド・八ヶ岳の下りバージョン。四輪車と変わらないスピードが出ます。登りの雪と下りの強風(というより空気抵抗)。寒さに凍えました。そのせいか風邪をひき、いまだに鼻をずるずるさせたままでいます。
 八千穂からはR141を小海方面に。おなじみ木花でくつろぎながら、「りあん」のパンとコーヒーの遅い昼食をおいしくいただきました。ついでに鞍掛豆とイクサ(エゴマ)を購入。こちらは時期をみて八峰村の畑に蒔く予定です(今度の田植えのときあたりかな)。