夏の稔り

 たったいま小海から戻ったところです。暑い! 天国から一気に地獄へ突き落とされたみたい。なにしろ松原湖高原は快適でした。この3日間、昼間でも気温25度どまり、夜は17〜18度。朝は爽やかな冷気がウグイスの声を響かせる。何もしないことが最高の贅沢になります。
 ここまで書いて出勤時間到来。以下は日付が変わって帰宅後に再度書き始めました。
 涼しいから大丈夫。油断がありました。長袖は用意してきたのに半袖で、宿泊先から歩いて20分ほどの八峰村畑に。時刻は午前10時ころ。気温は低くても日差しは強烈でした。肌がジリジリ焼けてくる。考えてみれば昨年も同じような体験をしました。やはり半袖で畑に行ったら、けっきょく火ぶくれ水泡ボツボツになり、そのときできたシミが今もくっきりと刻印されています。今年もその二の舞直前状態か。学習能力のなさをカラスが笑っていたかも。幸いにも日差しは昨年ほどではなく、火ぶくれは免れましたが。
 まえおきが長くなりすぎました。八峰村はいま「稔りの夏」を迎えています。ジャガイモはすでに収穫期。ナスやズッキーニがみごとな実をつけている区画もありました。トウモロコシはオシベ・メシベがともにその気満々状態。植え付け時期にもよりますが、トマト、ピーマン、インゲンなどはこれからでしょうか。
畑に植えたオヤマボクチのうち数株が花をつけはじめていました。きいていたとおりアザミに似ていますね。丈は1m近く。ちゃんと種ができてくれることを願うばかりです。この種を元手に、来年はもっと大量にオヤマボクチを栽培する。まだまだ道のりは長い。





 
間引きしたニンジンはエリンギと一緒にソテーして食卓に。ふだん食べている市販ニンジンより香りが強かったような気がします。聖護院ダイコンは花が咲いてしまったのですが数株引っこ抜いてみました。それらしき形にはなってるでしょ。こちらは塩で浅漬けしたあと、梅干と削り節で和えて食べました。

 
ズッキーニとジャガイモ。いずれも別の方の区画の稔りです。ジャガイモのほうは自分の区画でも数株掘り起こしてみましたが、昨年にくらべると出来はイマイチかな。宿泊先に持ち帰り、味噌(小海ゆうきちゃん倶楽部製)と果実酒(味醂の代用?)をからめていただきました。