恵みの雨

 ごぶさたしました。3週間ぶりの更新になります。
 先週6/14〜16の3日間、小海にいました。田植えのとき以来です。この間、梅雨期間中であるにもかかわらず、まとまった雨はほとんどなし。作物にとっては厳しい時期がつづきました。3週間前、八峰村の畑にまいた種はちゃんと発芽してるのか。移植したオヤマボクチは根付いてくれたのか。
 小海到着は14日夕暮れ時。さっそく畑に行ってみると、エゴマ・鞍掛豆・花豆はいずれも発芽。オヤマボクチも一部葉が枯れていましたが、どうやら根付いたようです。ほっ! なかでも一番元気だったのはキクイモかな。植えつけたわけではなく、昨年収獲時に取り残した根が自然発芽したものです。緑の丘が畑のあちこちに。その生命力には恐れ入りますが、今回は雑草同様の扱いをさせていただきました。

※写真左は昨年5月ころに植えた飯山オヤマボクチ。小海自生種ともども2年目なので、昨年以上の収獲が期待できそう。右は南相木オヤマボクチ。活着はしたようなので、あとはどれだけ元気に育ってくれるか。





 待望の雨が降ってきたのは15日昼前。農作業を中断して資材置き場で雨宿りし、迎えの車を待ちました。その後、雨は翌日朝まで降り続き、久しぶりのまとまった雨に。まさに恵み!
]
 さて、今回の作業でいちばん手間を食ったのが花豆栽培用のネット張りです(写真左は定植前の花豆苗)。支柱は前回訪問時にすでに組み立てずみ。資材置き場に置いてあったものを使わせていただきました。この支柱、なにしろ背が高い。地上部だけでも2.5mくらい。
 ここまで高いと、小さな踏み台では天辺まで手が届かない。仕方なく踏み台の下に2個のコンテナを置き、いつ倒れてもおかしくない危なっかしい足場で作業をつづけました。足場の移動数知れず。ふだんは腕の上げ下げなんてめったにしないので、肩の筋肉痛が1週間ほど残りました! やっぱネット張りは、今回みたいにひとりじゃなく2人でやりたい!
 八峰村ではほかにSiさんとHiさんも花豆をつくっています。どちらも支柱の高さは2mほど。これくらいのほうが作業はしやすいでしょうね。