翡翠そば

 今回小海に行った帰路、お隣り佐久穂町の直売所に立ち寄りました。国道141号沿い、スーパー松屋となり。これまでにも何度か行ってますが、小海町の直売所に比べると規模も大きく品揃えも豊富な感じです。夕方だったため、生鮮野菜はほぼ売り切れ。それとも出回り自体がまだ少ないのか。
 そんななかで「翡翠そば」の粉をみつけました。500g入りで500円くらいだったか。この翡翠そば、麺にすると緑色になるのが一番の特色だとか。翡翠という名称もそこに由来するんでしょうね。切りそば写真を見るかぎり茶そばの色に近い。粉自体はわずかに緑っぽい気もしますが、普通のソバ粉とあまり変わりません。
 翡翠そばは長野県が10年かけて開発した新品種「長野S8号」、正式ブランド名は「信州ひすいそば」。この名称は、何とか協議会のメンバーにならないと使えないみたいです。加工法にも縛りがあって、石臼製粉とか、他品種のソバ粉混合不可とか。栽培も登録制で、自家採種不可とか、何百メートル以内で他品種を栽培していないこととか。行政サイドでもブランド管理が流行っているみたいですね(穀物メジャー並みとはいわないまでも)。
 いま出回っているのは販売初年度、昨年秋に収穫されたもののはず。佐久穂町直売所で購入意欲ヤマヤマだったのですが、自転車乗りとしては最大限荷物を少なくしたい(すでにリュックは満杯状態)。葛藤のすえ今回は諦めました。いずれ味わえる機会があるでしょう。
 信州ひすいそばの概要や取り扱い店についてはネット検索してみてください(いつもながらの不親切!)。