手前味噌の手打ち蕎麦

 昨年、八峰村の畑を借りたとき、まず作りたいと思ったのはソバでした。栽培収穫して製粉し、蕎麦を自分で打つ(できれば十割で)。身の程知らずの夢を見ていましたが、けっきょく機会を逸してしまいました。今年も当初はソバ栽培を考えていたのですが、いつのまにか大豆で味噌や豆腐を作ることで頭が満杯になり、ソバのことはどこへやら。持って行った種のなかに大豆はあってもソバはありませんでした。
 ソバには夏ソバと秋ソバがあるそうですね。春に種を蒔く夏ソバは、もう八峰村では無理でしょうか。もしそうなら、夏に種を蒔く秋ソバにぜひ挑戦したいと思っています。といっても、蒔けるスペースはごくわずか。数人分の蕎麦ができれば御の字でしょう。しかも、ちゃんと実がなる保証なんてなし。運よく結実しても、収穫期に八峰村に行けなければ元の木阿弥になります。でもやってみるぞ〜!(八木 記)
※写真は花を咲かせたソバ(埼玉県上尾市で5/31撮影)