小海町の「そばの里づくり」事業

 7/7の記事の続報です。
 18日のスケジュールが決まりました。午前8時30分、町内東馬流、千曲川をはさんで国道141号の対岸を走る県道沿い、秩父事件本陣跡斜め向かいにある公民館前に集合です。作業は午前中に終了予定。飛び入りOKですが、できれば事前に連絡いただければ幸いです。
 現在、地元の方々以外に、八木、梅澤+若干名が参加予定。
 八峰村の地元小海町では現在「そばの里づくり」事業が進められています。遊休農地を活用してソバを栽培し、地産地消をすすめるとともに小海ブランドとしても育て上げていく、というのが計画の骨子。栽培希望者には種を無償配布し、刈り取りには町所有のコンバインを貸し出す。栽培にあたって支給される転作補助金などは、コンバイン使用料にあてることもできる。収穫した実は町が買い取り、八峰の湯や直売所などで販売する。生産者が自分で利用してもいい。ざっとこんな内容です。
 今回の種まきも、こうした町の事業の一環ということになります。われわれ八峰村オーナーにとっては、お手伝いというかたちになりますが、収穫物のお裾分けにあずかることもできると思います。
 ソバの刈り取りはたぶん10月、それから乾燥やら実の選別やらの作業があって、食べられるのは11月でしょう。町から送ってもらった資料をみたら、栽培実験の結果として、反収(1反=約10a)10kg以下から60kg超まで、大きなばらつきがありました。種まき&開花時期により、受粉に欠かせない虫数の変動が影響しているようです。ちなみに種は南相木産など。
 今年の作付面積は合計で5町歩(約5ha)。標準とされる反収50kgだとすると、2.5tの収穫が見込める計算になります。麺にして何万人前。このなかのごくごく一部をできれば譲り受け、ダンボール製の自作唐箕でゴミを取り除き、石臼で製粉する。こんな妄想が膨らんできています。