キノコが旬!

 10/2(土)はけっこう忙しい一日になりました。お昼過ぎまではソバの刈り取り、そのあとは八峰村水田で残りの稲刈り。どちらも近日中に記事をアップします。でもきょうは別の話。
 稲刈りに集まった地元の方たちはキノコの話題で盛り上がっていました。最近の雨でキノコの生育が活発になっているそうです。聞いたことのないキノコの名前がポンポン出てくる。知ってるキノコで話をしめくくると「マツタケなんて目じゃない!」。つまりマツタケよりおいしいキノコがいくつでもある。名前をきちんと覚えてないのが悔しい。シメジの話も出てきましたが、いちどは本物を味わってみたいものです(市販のブナシメジは実はヒラタケの一種みたい)。
 もうひとつ驚いたのはベニテングタケの話です。赤い毒キノコとして知名度抜群ですね。この毒キノコも実はうまいらしい。といっても中毒覚悟でフグの卵巣を食べるような話ではありません。茹でこぼしたベニテングタケを塩漬けしておくと毒が抜ける。長野県では、これを正月料理として食べる習慣が残っているようです。伝統食ということになりますね。そういえばフグの卵巣も毒抜きして食べる伝統食が、たしか北陸のほうにありました。
 ところで今度の土曜日10/9、小海では午前10時から町の直売所で「きのこ祭り」が開かれます。キノコ汁は無料でふるまわれる予定。どんなキノコが入っているのか楽しみです。珍しい野生キノコも手に入れられるかも。当日は小海産新ソバ(お盆ころから収穫作業が始まっている)の手打ち実演販売もあるそうですよ。
 キノコといえば、「どんぶりや風とり」(国道141号沿い、電話0267−92−3330)という店で夕食に食べた丼に珍しいキノコが入っていました。ハクレイタケ。中国原産で日本ではごくわずか栽培されている品種だとか。食感はエリンギ似でしょうか。このキノコは農産物直売所木花(リンクあり)でも販売されています。