小海山野草めぐり

ごめんなさい。以下の下書きを誤ってアップしてしまいました。削除しようと思ったら、どうやら同じ日付の別の記事も一緒に削除されてしまいそう。しかも、すでにコメントも入っている。どうしよう。とりあえず、そのままにして後日書き換え、写真を添付したものを再アップします。

 山野草小さな旅で仕入れた情報と俄か半端知識を頼りに、さっそく周辺の森を駆け巡りました。
 18日木花ツアー終了後にまず見に行ったのが水上(水上)という集落あたりに群生地があるというクリンソウ。日当たりのよい沢沿いの湿地に生えるサクラソウ科の植物で6月ごろに赤い花を咲かせます。花の形が仏閣の九輪に似ていることからこの名前がついたとか(以上、木花・菊原さんからの受け売り)。
 水上は千曲川右岸の山の中にある小さな集落で、現在は半数以上が空き家になっている感じでした。現地まで行って何人かの方にクリンソウについて尋ねてみたのですが、けっきょく繁殖地はわからずじまい。空振りに終わりました。
 翌19日は、まずサラサドウダンツツジの群生地へ。八峰の湯から麦草峠方面へ登ること車で10分ほど。りエックスを過ぎて稲子湯温泉への分岐点近くに群生地はありました。道路沿いに案内板もあるので、誰でもわかる場所です。
 写真で見たかぎりでは、色鮮やかな花を想像していたのですが、遠目にはかなり地味。葉の色に溶け込んで、知らなければ見過ごしてしまいそうな印象でした。でも、近づいて見ると、さすがに綺麗ですね。楚々とした美しさです。しかも株が違えば花の色も微妙に異なっている。赤が濃いもの薄いもの、さまざまなバリエーションが楽しめます。
 もうひとつびっくりしたのは木の大きさでした。ツツジといえば低木のイメージがありますよね。でもサラサドウダンは樹高5mを超える株も珍しくありません。
 不思議なもので、興味がなければ目に入らない。これまで自分自身そうでした。今回注意してみると、群生地だけでなく至るところにサラサドウダンがあるわあるわ…。八峰の湯の周り、松原湖畔にもかなりの数ありました。もちろん個人のお宅にも。花の咲いていない時期には完全に見過ごしていました。
 松原湖高原から国道141号に降りて次は小海原へ。お目当てはザゼンソウです。もう花の時期は終わっているとのことでしたが、ダメモト覚悟で群生地へ向かいました。木花の圃場から車で約20分。途中からはぬかるみだらけの悪路になりました。分岐点ごとに案内板があるので迷う心配はまずないはずです。