6/19八峰村畑にて

 木花ツアー翌日の日曜日、八峰村の畑にて久しぶりの農作業。田植えのとき以来ですから3週間ぶりでしょうか。畑開き当初にくらべると作付けされた野菜もだいぶ増えてきました。
当日、畑でお会いしたのはHさんとSさん。Hさんは親子3代の家族づれ(たぶん)。野菜づくりの本を片手に、落花生の苗の植え付けなどをしていらっしゃいました。Sさんは花豆用のネット張りなどなど。
 こちらは、雨上がりのぬかるみで汚れるのが嫌で、ほとんど見学に終始。3週間前にまいた福島県エゴマは、まったく芽を出していませんでした。風土の違い? それならまだしも、知人からいただいた種がじつはすでに炒ってあった可能性もゼロとはいえません。当の知人にきいてみても、福島の実家から持ち帰ったもので詳しいことはわからないとのことでした。本当に炒ったものだとしたら、笑い話を通り越して物笑いのタネですね。
 まあダメだったものは仕方ないので、同じ区画に小海産エゴマ(イクサ、木花で購入)の種をバラまきしておきました。時期的にはもう遅いのかもしれませんが、どうかよろしく、エゴマ様。
 同じく3週間前にまいた大豆はいちおうほとんど発芽して7、8cmまで成長。ただ、すでに多くの若葉に虫食いの跡が見られました。たのみます、大豆様。







 畑開きのとき植えたジャガイモは他の区画同様、順調に成育している感じ。それでも成育状態が区画ごとに微妙に違うのがおもしろいところですね。丹精の込め具合の差が表れてるんでしょうか。ちなみに、わたしは植えて以降ほったらかし。何の手入れもしませんでした。今回は芽かきだけしましたが。


 最後に失敗談をひとつ。八峰村の隣の休耕農地でコンフリーが紫色の花を咲かせていました。コンフリーは昔、健康食品としてブームになった植物ですね。当時のかすかな記憶が甦り、てんぷらにでもして食べようと何本か無断で摘み取り(盗み)、その一部をHさんに進呈しました。
 ところが自宅に帰ってから調べてみると、意外な、というより単なる自分の無知が判明。肝臓障害を引き起こす可能性があるとの研究結果が報告され、現在は食品としての販売が禁止されているとのことでした。
 さっそくHさんに、その旨メール連絡。まだ食べていない。ほっ! Hさん、申し訳ありませんでした。
 わたし自身は、同乗させていただいた車から取り出すのを忘れてしまい、けっきょく食べずじまい。もし忘れてなければ、販売禁止措置など無視して食べてしまったでしょうが。