命結ぬちゆい

 先日たまたまテレビを見ていたら、加藤登紀子が「命結ぬちゆい」という曲を歌っていました。この曲は昨年5月に彼女が飯舘村を訪ねたときにつくったものだとか。タイトルもメロディも沖縄風ですが、モチーフは明らかに原発でしょう。
 「ぬちゆい」という言葉、もともとあったのか。それとも作詞したお登紀さんの造語なのか。命のつながり、命を結ぶ。いい言葉ですね。
 詞のなかには「までいのいのち咲かそ」が何度もリフレインされています。「までい」。飯舘を通じて知った言葉でした。以前にも紹介しましたが、「丹精込めた」とか「心のこもった」といったニュアンスでつかわれます。漢字で書けば「真手」。
 来週の20日と21日、この「までい」な凍み餅が平塚の皆さんにお披露目されます。当日参加できないのが残念! 練梅さん、行けるんでしょ? 後日レポートお願いします。
 なお「命結ぬちゆい」はアルバムとしても発売されています。もちろんYouTubeでも見られますよ。