もち米田植え



 5/26(土)AM8:30より八峰村水田で田植えが行なわれました。今回植えたのはもち米。もちろん凍み餅づくり用です。参加したのは飯舘の皆さん、八峰村の地元メンバー、オーナーなど約20人。加えて報道陣数社。天気快晴の田植え日和(?)。
 飯舘の皆さんにとっては2年ぶりの田植えになったのでしょうか。それとも避難先で昨年も米をつくった? 皆さんは前日のオヤマボクチ探しのとき、目当ての植物が見つからなくても、他の山菜を楽しそうに嬉しそうに採取していました。田植えしている姿にも同じような印象を受けました。
もち米の田植えを終えた田んぼ。酒米用田んぼのすぐ近くに新たに借りました。昨年までは畑として使っていたそうです。面積は約1反。もち米の反収は粳(うるち)の半分ほどということなので、見込み収穫量は200〜300kgでしょうか。
こちらは酒米「ひとごこち」の田んぼ。すでに幾日か前に地元の皆さんの手で田植えを終えていました。昨年とまったく同じ場所です。ここで獲れた米は純米酒「こうみざかり」に醸造されるだけでなく、精米で削った部分は凍み餅用として使われるかもしれません。先日、この粉を団子にして試食したところ、味は上々だったそうですよ。
今回植えたもち米の苗(品種もうかがったのですが案の定忘れてしまいました)。今年も八峰村地元メンバーの方が温室で育苗してくれました。ポットが1株ごとに小さく分かれているので、植えるときは株分けする手間が省けます(米農家にとっては当たり前すぎるアイテムでしょうが)。
育苗ポットの洗浄器。こんなものがあるんですね。用水路にセットして使います。ポットを上下させるとブラシが回転してキレイになる仕組み。誰かがゴルフボールの洗浄器みたいと言ってました。それにしても用水路を流れる水の冷たかったこと。田んぼに張った水の温度とは大違いです。






田んぼの水のなかをカエルが泳いでいました。何というカエルなんでしょうか(博識の梅さんがコメントで解説してくれるかも)。







某テレビ局録音担当さん。田んぼに入って転びそうになり下半身泥だらけになってしまいました。でも録音機材は死守。さすがです。決定的瞬間を撮り逃したのはアマチュアカメラマンの嗅覚不足でしょう。ちなみにわたしは田んぼに入るの2回目。転倒こそしなかったものの移動には往生しました。やはり年季が必要なようです。