ソバ畑耕起でトラクター初体験

 葛飾区おやじの会の皆さんによるソバづくりが今年も始まりました。第1弾が畑おこし。6/23(土)、その作業に飛び入り参加、というよりお邪魔虫させていただきました。
 早朝に東京を出発して9時ころ現地に到着したメンバーは7人。それから地元の方2人。それから強力な助っ人がトラクター2台と草刈り機2つ。これで5枚の畑(合計4反くらいになるのかな?)を耕します。


ラクターで耕運作業中の皆さん、初体験だったようです。運転操作はクラッチとギアシフト、ローターの上げ下げくらいのもの。アクセルやブレーキは道路を走るとき以外はまず使いません。簡単ではありますが、コースどりは慣れないとふくらんで無駄走りが多くなってしまいます。案の定わたしは未耕起部分を残してしまい、他の人にフォローしてもらいました。赤いトラクターのほうの写真に写っている緑は雑草ではなくソバ。
畑の周囲の畦に繁った草は草刈り機で。刈り取った草はトラクターのローターにからまないよう脇に寄せておいたつもりでした。ところが、寄せが甘かったのか、トラクターが隅まで寄りすぎたのか、あるいは運転技術の未熟さゆえなのか。けっきょく一度だけ身動きとれない状態に陥りました。からまった草を手でどうにか引っこ抜いて事なきをえましたが。


ソバの花をめぐるモンシロチョウ。左側にはハチらしき虫の姿も見えます。じつはこのソバの花、昨年の収獲時にこぼれた種が自然発芽して育ったもの。5枚の畑のうち2枚は、まるで種まきしたかのように畑全面を埋めていました。そのまま収獲可能とのこと。ただ、おやじの会の皆さんのスケジュールの都合と、夏ソバより秋ソバのほうが味もいいということで、すべて刈り取り新たに種をまくことにしたようです。


左は畑の隅の元桑畑に2本植えたブルーベリーのうちの1本。手前に写っているのは桑の木の根っこです。Iさんが苦労して掘り起こしました。この日の作業のなかでは一番きつかった!? 右の写真は近くの畑に咲いていた菜の花、といっても野沢菜の花。つぼみの時期なら食べてもおいしいんでしょうね。花を愛でるより食物として気になってしまうクセ、治りそうにありません。
 作業はほぼ午前中で終了。おやじの会の皆さんは八峰の湯で汗を流したあと、バーベキューを楽しみ、日帰りするといってました。
 作業中に聞いた話ですが、どうやら畑に「葛飾区おやじの会そば畑」の看板を立てるみたいですよ。1畳分のコンパネを4枚もしかしたら8枚も使う壮大な計画。完成したら(種まきのときに立てる予定らしい)、小海線の列車内からもよく目立つでしょうね。
 この看板を目にした方は葛飾区役所あたりに問い合わせしてみてください。こんな看板を見たが、あれは何ですか。おやじの会の活動に注目が集まり認知度アップにつながれば、なにかと都合がいいみたいです。