タヌキのチャレンジ精神を萎えさせる?

 共有区画に種まきしたトウモロコシがここまで育ちました(8/18撮影)。試しにヒゲの茶色くなったものをもぎとって皮を剥いてみたら、実がびっしりと(当然あとで食す)。そろそろ収獲時期です。
 そこで毎年問題となるのがタヌキなどの動物被害。案の定、食い荒らされた実が、すでに2つ3つころがっていました。資材置き場を覗いてみると天の采配か、どなたが持ち込んだのか緑色のネットが。そこで夕立の合間を縫い、渡辺村長を手伝ってネット張り開始。トウモロコシの隣に植えてある落花生も含めて周囲を囲みました。
 とはいえ悲しいかなド素人の作業。張ったネットはたるんでいるし、支柱に結んだ紐は遠からずズリ落ちてきそう。単なる気休めにしかならないでしょう。なお、ネット無断使用の責任は渡辺村長がとると申しておりました。
 翌日、村長が再び畑に立ち寄ったところ、地元の農家の方から「だめだよ、こんなんじゃ(笑)」。ネットの下端は鉄製の支柱を寝かせて隙間をなくしはしてありましたが、この程度では難なく動物が侵入してくるとか。トウモロコシ1本1本にネットを巻き付けたほうがまだ効果的なのだそうです。でも、やりなおすだけの時間も気力もなし。
 こうなったら、タヌキのプロ根性に期待するのみ。安易すぎる障害を乗り越えてもおもしろくない、一人前タヌキがやるほどの仕事ではない。あまりに下手くそなネット張りにタヌキがあきれて、侵入を諦めてくれないかしら。