ゴンボッパの苗

 2/16(土)の作業のとき、浅沼師匠がゴンボッパの苗を持ってきてくれました。1ヶ月ほど前に種をまき、ハウス内で育苗中のものだそうです(一般的な露地栽培では雪の融けた春に種をまく)。
 この種は、八峰村の畑で採取したものと、福島にうかがったとき飯舘村の方からいただいたもの。とくに小海産の種は不稔粒が多く、水のなかに入れると浮いてしまったとか。一筋縄ではいきません。野生植物を野菜化するむずかしさ。そして別の土地で栽培するむずかしさ。採取についても、ネットをかけるなどして種が飛び散らないようにする工夫も必要なようです。
 今シーズンの凍み餅づくりは、調達できたゴンボッパの量で生産量を決めざるをえませんでした。すでにゴンボッパは使いきっています。
 現在育成中の苗は20ポットほど。来シーズン以降へのステップとなる大切な苗です。師匠、どうかよろしくお願いいたします。