新しい八峰村田んぼ

 これまで八峰村の米づくりを一手に担ってくださったAsさんが、体力の衰えなどで一線から手を引かれることになりました。大きな痛手ではありますが、やむをえません。Asさん、長い間ありがとうございました。これからもいろいろとご厄介になると思いますが、よろしくお願いいたします。
 Asさんの引退(というわけじゃないですよね)にともなって、田んぼもこれまでの東馬流から八那池地区に変更。すでに、もち米の苗はKuさんが準備してくださっています。オーナーの皆さんも一緒に米づくりを楽しみましょう。で、さっそく畑びらき翌日の3日、帰宅途中に立ち寄ってみました。
 新田んぼは、国道141号から松原湖方面に登った県道沿い右側にあります。白い外壁の民家の下、湖の手前500mほどでしょうか。この2年間は栽培してないとのこと。面積は2枚合わせて約4畝=120坪。昨年までの何分の1かになりました。小さな、しかし週末農業には手頃な棚田。今週末土曜からは田起こしなど水田整備作業が始まります。どれだけ機械が使えるか。場合によっては、鍬などですべて手起こしという事態も考えられます。それもまたよし。







 5/3時点はまだ土起こし前で、カラスノエンドウヨモギタンポポなどがびっしり土を覆っていました。用水1本はすでに使用可能状態。もう1本は水路掃除をして栓を開ける必要がありそうです。右写真はすでに土起こしされた隣の田んぼ。水漏れ防止用の板も畦に取り付けられています。
 これまでの稲づくりは、オーナーの立場からすればお膳立てされすぎていた感なきにしもあらず。ちょこっと田植えして、ちょこっと稲刈りして。もうちょっとやりたかったというのが個人的実感でした。自分じゃ何もできないくせに、勝手な言いぐさしてすいません。
 でも、一度は自分の手で米をつくってみたい。品質は劣っても、収量は少なくても、自分でつくってみたい。新しい田んぼは、そんな夢を一部分ではあれ叶えてくれそうな気がしています。極端な話、野菜づくりは諦めました。地元相模原でつくります。でも、家の近くに田んぼはない。少し足を伸ばせばあるけど、見ず知らずの人間が貸してもらえる可能性は低い。だからこそ八峰村新水田への思いはつのります。
  5月中は毎週土曜朝9時ころから作業予定が入っています。最終週あるは6月第1週あたりが田植えかな。