田植えは5/30(土)に(承前)


 昨日の記事の続きです。
 新田んぼでは合鴨を放す予定でいます。農薬も除草も不要。肥料もいらない。すべて合鴨がやってくれるらしい。うまくいけばの話ですが。合鴨農法最大のネックとなるのが獣対策です。隙あらばイタチなどが合鴨狩りにやってくる。用水路の流れ落ちる水を利用した小水力発電で電柵設置も頭の片隅にはあるのですが、まずはネット張りでしょうか。写真はそのための自作杭。伐採済みの枝の長さをそろえ、鉈(なた)で先端をとがらせました。

 余勢をかって、溝の原の田んぼにも出撃。こちらの田んぼは昨年も耕作しました。やはり雑草のはびこり方が違いますね。八峰村地元メンバーで有機農法講座の先生も務めることになっているAsさん(2年ほど前に新規就農)が栽培することになっています。面積は八峰村新田んぼ2枚合わせたほどでしょうか(約4畝)。周囲には八那池同様、棚田が広がっています。すでに水を張っている田んぼがほとんどでした。一方で遊休田んぼもけっこう見られます。耕運機を軽トラで八那池から運び、一気に田起こししました。合わせて畦の草刈りと防水シート張りも。松原の田んぼには中古のビニールや波型シートをいただいて張りましたが、溝の原田んぼは新規購入した繋ぎ合わせ式シートを使いました(最上段写真右)。
 5/17(日)は野辺山ウルトラマラソン(100km)の日でもありました。松原田んぼ前の県道はそのコース。大集団ランナーの通過と耕運機の積み込み作業がちょうど重なってしまいました。歩道に置いた軽トラと耕運機を避けて車道に降りたランナーの皆さん、邪魔してごめんなさい。
 2日間の慣れない作業で、いまは筋肉痛のまっただなかにいます。八峰村の畑作業とは段違いでした。今週末は水張り作業が予定されていますが、自分は仕方なくパス。翌週30日の田植えにはうかがうつもりでおります。オーナーの皆さん、一緒に楽しく田植えしましょう。
※新田んぼの所在地、今回は松原と書きましたが、それでいいんでしょうか。八那池と松原の集落の中間、松原寄り。どこが両地区の境界なのか、地元の方に聞いておきます。