第3回有機農家見学会

 8/22(土)に開かれた3回目の有機農家見学会。そのときの写真とレポートを村長が送ってくれたので、メール本文と併せてそのまま転載します。

八峰村オーナーの皆さんへ
強烈な暑さかと思えば、8月とは思えない涼しさで、野菜が悲鳴を上げているようです。
お元気でしょうか。
8月22日の第三回目のゆうきちゃん倶楽部とのコラボで、交流会を開催しました。
別添のメモをご見聞、願います。
第4回目は9月22日、新規就農で3年目の朝野正三さんの畑を予定しています。
細かな要項は追って連絡いたします。大変、有意義な交流会ですので、是非、ご参加を計画してください。
水田も、何とか穂を付けているようですが、寒気の影響が懸念されます。
自然相手の取り組みは、なかなか難しいですね。
第3回八峰村:有機農家交流会の報告
*第3回有機農業交流会は、8月22日9時より、こうみゆうきちゃん倶楽部の宿岩善人さんの畑で開催しました。

*宿岩さんは日本で最初にビニールマルチ栽培を採用した方で、昭和41年の取り組みだそうです。マルチの敷設により肥料の使用量を2割減少、土の劣化による病気の発生を防ぐ効果が得られるそうです。
*当初はアメリカ製のマルチを使用。日本の風土に合わず、改良を重ねて今日に至っているそうです。
*マルチ使用の成果は、栽培期間の2カ月延長にも繋がっているそうで、栽培した野菜はサニーレタスだそうです。

*タヌキ、ハクビシンなどの被害が大きく、市販の捕獲器で駆除を行っているそうです(写真左)。3年間で19匹ほど、捕獲したそうです。最近は出没していないそうです。
有機無農薬の畑。ナスと収穫後のレタス、インゲンなどが元気に育っていました(写真右)。
宿岩さんは地元農業の代表的な方で、博識な方です。今回は参加者が少なかったですが、様々な作物を栽培しており、再度、教えを乞いたいと思っております。