続・幹と葉

 前回6/18の記事の続きです。
 写真上段の幹は左からカラマツ、タラ、シラカバ。下段の葉は同じく左からシラカバ、カラマツ、タラ。長野県ではおなじみの樹木たちですね。シラカバは長野県の木に指定されています。
 ところで、これら3種の木に共通する性質は何でしょうか。いくつもあると思います。そのひとつは、山火事や伐採などで森林が消失したあと最初に生えてくる植物だということ。気候条件によって変わってきますが、通常は他の植物、たとえばモミやブナなど暗い場所を好む木にとって替わられるそうです。
 そういえば、タラは大木を伐採したあとの藪地でよく見られますね。カラマツやシラカバは放置すれば、いずれは一代で消え去るらしい。知りませんでした。種子は、発芽できる時を待って密かに生き続けているのでしょうが。