八峰村も冬間近

 約1ヶ月ぶりの小海。松原湖高原は常緑樹以外すっかり葉を落とした冬景色が広がっています。前回八峰村ツアーに参加したときの紅葉はチラホラ程度でした。それが今回はほとんど終わっている。見頃を逃してしまったことになりますね。麦草峠に向かう県道の道路端を黄金色に彩るカラマツの落ち葉はその名残。この落ち葉は焚きつけにもってこいだとか。見通しがよくなったぶん、春先の雨氷被害も改めてあらわになってしまいました。
 遠方に目をやると、八ヶ岳はうっすらと雪化粧。友人の話によると、1週間前はまだ雪景色ではなかったとか。たぶんここ数日中に冠雪したのでしょう。
 これからの時期、欠かせないのは暖房です。今回もがんがんに薪ストーブを焚きました。無賃宿泊させてもらっている居候にとって勤労奉仕は義務みたいなもの。13日は堆肥の仕込みを終えたあと薪づくりに勤しみました。生まれて初めてのチェーンソー体験。エンジン操作といえば、大昔に原チャリ(無免許ですが公道は走らなかったはず)とモトクロスバイクにちょこっと乗ったことがあるだけ。モトクロスのときは発進がまともにできず転倒落車を繰り返しただけだったような。
 そんなわけでチェーンソーもおっかなびっくりでした。薪ストーブに入る長さに切っていくだけなのに、変な力が入って二の腕が疲れる。大した量こなさないうちに手動ノコギリに切り替えてしまいました。やはりこちらのほうが手にしっくりなじみます。とはいえノコで太さ20cmもある木を切断するのはしんどい。上腕裏側の筋肉に疲労感。けっきょく5cmほどの丸太を切るだけの手抜き作業になったのは当然の成り行きか。
 薪づくりからは早々に逃亡して八峰村の畑へ。残っている作物はごくわずか。自分の区画にはいくらも育たなかった下仁田ネギとヤーコン。他の区画には食べごろのおいしそうなブロッコリー1株。あとは色鮮やかな赤いトウガラシ。あっそうそう、ツアー用に栽培した花豆には取り残しがあって、それはちゃっかりゲットさせていただきました。
ツアー用に栽培したヤーコンに比べると背丈が貧弱だったので1ヶ月前は収穫しなかったのですが、今回引き抜いてみたらそこそこの出来でした。茎葉はすっかり枯れています。








※本日の小海を味わう 「ヤーコンとニンジンのきんぴら」 今年最後となった八峰村の収穫ヤーコンを千切りにしてキンピラに。山小屋での夕食の一品になりました。調理法に迷ったときは、やはりキンピラです。この日は他にも自宅から持参(山小屋には擂り鉢がない)したエゴマ味噌のたれをうどんにかけていただきました。