イワタケ


 先日、小海の農林産物直売所木花を訪ねたおり、イワタケを購入しました。岩場に生える地衣類。マツタケと同じように、たぶんまだ栽培はされていないとのこと。購入したものは南相木村で採取したものだそうです。
 このイワタケ、甘辛く煮て饅頭の具にしたものを、昨年八峰村の畑で初めて味わいました。その後、自分でも調理してみたいと思っていたのですが、ようやく手にすることができました。1袋30gで600円。重さを考えると、高価です。でも、中華料理の高級食材・ツバメの巣と同じようなものと考えれば納得かな。なにしろ採集には手間と危険がかかっていますから。
 自宅に持ち帰ったイワタケの半分は職場同僚のお姐さんに進呈。新酒こうみざかりのプレゼントもちらっと考えたのですが、さすがにこちらは自分のケチくささが勝ってしまいました。お姐さんはイワタケを焼きそばの具として食べたそうです。

 手元に残ったイワタケ、お焼きの具にするつもりでいました。でも量が足りそうにないので戻しシイタケで水増しして佃煮風に。生地はイーストで発酵させてフライパンかトースターで焼くつもりでいたのですが、途中でめんどくさくなって、結局できあがったのはイワタケ&シイタケ佃煮の上にチーズをトッピングしたピザトーストでした。気まぐれでゴマもふりかけてあります。味はほとんどシイタケ。イワタケのほうは食感を楽しむものなんでしょうね。