こうみざかり試飲会当日

 3/31(土)、待望の「こうみざかり」試飲会が蔵元黒澤酒造で開かれました。当日は朝から雨。それが昼過ぎから雪に変わり、松原湖高原は真っ白になりました。黒澤酒造のある八千穂はみぞれ程度でしたが。参加者は八峰村地元メンバーとオーナー合わせて10数名。蔵元からは社長と杜氏
 今年度八峰村から黒澤に渡した酒米は14俵840kgになります。これを59%まで精米して、できあがった酒は1升ビン換算約500本。杜氏の説明によると、今年は昨年とは違う酵母をつかったとか(同じ長野酵母にも何種類かあるんでしょうね)。そのせいかどうか、多くの参加者が昨年より高い評価をしておりました。無ろ過純米生原酒、アルコール度17.5%、もちろん火入れしたものも。
 もうひとつ昨年とは違ったのがラベル。オーナーも含め八峰村メンバー全員の名前がプリントされています。いや〜うれしいものですね(自分ではほとんど何もしてないのに)。
 テーブルには黒澤酒造特製、白瓜や茗荷の粕漬けも(粕だけでなく、野菜も蔵元農園で栽培)。こちらも「こうみざかり」同様絶品でした。ほかにも、佐久特産「フナ米こしひかり」で造った酒、新発売の「和まっこり」、甘酒、白樺樹液などが並びました。蔵元ショップの試飲コーナーに置いてあった紫黒米の酒は、まるでワインのロゼのような色と味わい。
黒澤酒造の若き杜氏、黒澤さん。社長の息子さんです。家業につく前は広島県にある醸造関係の研究所にいらしたとか。ほぼ同じ造り方をしている美醸会の酒に較べると、こうみざかりはやや辛口に仕上げたとのこと。それでもじゅうぶん芳醇でした。








 最後になりましたが、試飲会では飲みすぎてとんだ醜態をさらしたようです。情けないことに記憶がない。ご迷惑をかけた皆さん、申し訳ありません。この先、八峰村に顔をだすのが恥ずかしい。もしかしたら八峰村除名? 出入り禁止? どうか寛大なご処分を!