ウルトラマラソンとおいしい水

 GWの畑開きは、けっきょく参加できず。もやもや気分を吹き飛ばす気分もあって、先週末16〜18日、小海に行ってまいりました。畑開きのあとは田植え。そんな恒例スケジュールの狭間で、これまで一度も行ったことのない時期です。そこで新たな幸運に巡りあいました。18日の八ヶ岳ウルトラマラソン(正式名は「星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」)です。今回が20回目。

 このレース、野辺山をスタートして八ヶ岳中腹を駆け抜け、稲子湯と八峰の湯を経由して国道141号におり、次は千曲川対岸のやはり山岳コースを走って野辺山に戻る。アップダウンを繰り返しながら標高差約1100m、日本では屈指の難コースといわれているとか。100km以外に42km、71kmのレースもあって、それぞれ八峰の湯と滝見の湯(南相木村)がゴールとなっています。
 小海に行ったときの定宿となっている山小屋は、まさにマラソンコース沿い。42kmゴールまでは1kmちょっとのところにあります。朝9時ごろ寝ぼけまなこで外にでてみると、いつもどおり早々と起きだした小屋のオーナーが応援かたがた給水サービスをしておりました。昨晩飲みながらマラソンのことも多少はオーナーからきいたけど、給水するなんて話はなかったぞ。
 わたしも、その手伝いをちょっぴりして。ランナーから「おいしいねえ、この水」なんていわれると、やっぱうれしいですね。確かに、おいしい。折り紙つけたいくらいです。真夏でも井戸水のように冷たい。埼玉県の自宅では水道水をそのまま飲むことなんてことないけど、山小屋にくればがぶ飲みする。
 ちなみに、この100kmマラソンの男子歴代最高記録は7時間15分ほどでした。たいていは8時間前後の優勝タイムが多いようですね。いずれにしても、たった1kmでも走れそうにないわたしにとっては夢のまた夢の世界です。
※レース中の写真、無断で撮影掲載してしまいました。写っている方、もし不都合がありましたらご一報を。