田舎ソバ試し打ち

 結果をみれば惨憺、でもプロセスだけは楽しみました。第1回小海ソバの試し打ちです。もう少しお勉強しましょうね。
玄ソバを石臼に投入して挽き、こぼれ落ちた粉を篩にかけて殻を取り除いて再投入。この作業を数回繰り返してようやく粉らしきものができました。取っ手は工作がめんどくさくて製作とりあえず放棄、装着しないままの、じか手回しです。それでもけっこう楽に回せました。目の細かい篩がなかったため、殻もけっこう残ったまま。できあがり200g、2人前ほどでしょうか。



石臼挽きソバは小麦粉を多めに使わないとむずかしいと聞いていたので、二八ならぬ三七に。本来は中力粉などを使うのでしょうが、手元にあった薄力粉で間に合わせました。水の量が足りなかったせいか、あるいは打ち方がヘタクソきわまったせいか、周辺部はボロボロに。後日ソバの打ち方を調べてみたら、水打ち、こね、延ばし、いずれも欠陥だらけだったことが判明しました。



いちおう切りソバ。あはは、人様に見せられるようなシロモノではありませんね。生地を折ると切れてしまうので、最初から短めです。このあと茹でて食べたところ、とりあえずはソバになっていました。シャリっとした口当たりが、小石ではなく粉砕しきれなかったソバ粒であることを祈るばかりです。