小海だより

マツタケ三昧!?

今年も稲刈り後の宴では、地元産の新鮮野菜がテーブルに並びました。わたしは稲刈り自体よりも昼食会が楽しみで毎年かよっています。レシピを教えてもらって帰るオーナーも毎度のこととなりました。 八峰村農園産ではモロッコインゲンやミニトマト、ジャガイ…

飯舘の皆さんとの交流会

9/28夜、飯舘の皆さん4人の宿泊先・宮本屋で交流会が開かれました。八峰村側参加者は、昼間のゴンボッパ講習会とは別メンバー主体の5人。 話題の中心は、やはり凍み餅から始まりました。凍み餅を凍らせる場所は、これまでの木立ちの中より、例えばすぐ…

ゆうきちゃん倶楽部野菜市7/20(土)オープン

毎年恒例「こうみゆうきちゃん倶楽部」の野菜市が7/20(土)から始まります。もちろん農家直売。新鮮野菜(認証を受けていないので「有機」表示はできないらしい)、しかも都会にはあまり出回らない珍しい野菜も店頭に並びます。有機野菜は値段が高いという…

泥の濁流

最近、「土の文明史」(デイビッド・モントゴメリー著、築地書館刊)という本を図書館から借りて読みました。副題は「ローマ帝国、マヤ文明を滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話」。文字どおり、土壌破壊が文明を滅ぼしてきた歴史です。 農地が失われてい…

青葉繁れる

GWの畑開きのとき、松原湖高原のカラマツはまだ固い新芽でした。それから3週間後、田植えのときにはすでに新緑満開。シラカバの葉はさらに緑が濃くなっていました。宿泊先山小屋の敷地も、あっという間に野草雑草がびっしり。 山小屋敷地では今年も山フキ…

オヤマボクチも米づくりも始動

1年ほど前から八峰村畑の一画でオヤマボクチの栽培が始まりました。小海の自生種を移植したり、飯山から栽培種の苗をいただいたり。少量ではありましたが、収獲した葉は乾燥させてから凍み餅に練り込み、種も採取できました。 同じ株から、すでに新芽が出て…

続報5/3八峰村畑開き

持ち主同様にカメラも老いぼれたのか、はたまた機嫌が悪かったのか。ピント合わせに時間がかかり、その前にシャッターが切れてしまったのでしょう。自分の撮った写真、オートフォーカスの遠景でもピンボケに。今回アップした畑開きの写真の多くは、同じく老…

速報 5度目の畑開き

5/3(金)、予定どおり八峰村の畑開きがおこなわれました。天気快適。参加者20数名。これまで5回実施された畑開きのなかでは一番の盛会だったような。オーナーの方々が仲間やお孫さんなどと一緒に参加されたためもあったのかな。 わたしは昨夜帰宅。帰…

5/3の八峰村畑開き。いよいよ5シーズンめに突入です。お天気、予報では大丈夫そうですね。皆さん、今年もよろしくお願いいたします。 わたしは明日2日早朝、上尾から小海に向かいます。今回は自転車。高崎手前の新町までは電車利用するつもりなので、あ…

27thツール・ド・八ヶ岳

今度の日曜14日に実施される恒例のヒルクライム自転車レース、ツール・ド・八ヶ岳。佐久穂町の主催ですが、小海町もコースの一部に含まれています。冬季閉鎖されていた国道299号開通直前に行なわれるこのイベント、八ヶ岳の春を告げる風物詩にもなって…

春一気

小海訪問、2月の凍み餅づくり以来ごぶさたが続いています。もしかしたら、5月の八峰村畑開きあたりまで行く機会はないのかな。そういえば小海の松原湖、今シーズンは凍結が長引きそうとの当初の予想ははずれ、3月に入って、あっという間に氷は融けたとか…

楢葉町にて

3/23朝、宿泊先のえびす庵をあとにしたわたしたちは、すぐ近くにある菅野哲(ひろし)さんの畑に案内していただきました。耕作放棄地を借り、果樹などの根を掘り起こして再開墾した畑です。1年前の訪問時にくらべると、面積がさらに拡がっていました。 …

えびす庵にて

今回の福島行き、宿泊は福島市郊外「えびす庵」でお世話になりました。飯舘村から避難したご夫婦が営む民宿(旅館?)です。ここで行なわれた交流会には、おなじみ飯舘匠塾の皆さんが駆けつけてくださいました。 えびす庵は福島市街から土湯温泉方面に向かっ…

「かあちゃん」ふるさと農園わいわい

3/22、伊達東公民館での凍み餅お披露目会が終わったあと、福島駅の東口で遅いランチをいただきました。お店の名前は「かあちゃん ふるさと農園わいわい」。会にもメンバーの方がいらしていた「かーちゃんの力プロジェクト」http://www.ka-tyan.com が運…

仮設住宅にて

3/22〜23の両日、八峰村の一行6人が福島を訪れました。できあがった凍み餅を飯舘の皆さんにお届けするためです。まずは仮設住宅に住む皆さんを招いてのお披露目会(?)のようすから。 3/22お昼ごろから、福島市&飯舘村の隣町伊達市の東公民館で…

「たぁくらたぁ」2013春号

定期購読している「信州発産直泥つきマガジンたぁくらたぁ」の最新号が届きました。今号も原発関連の記事が多数。飯舘村については、編集長のNさんが除染問題をレポートしています。それから、小海にもいらしたことがある渡邊とみ子さん(飯舘独自のカボチ…

2種類の凍み餅

先週末に仕込んだ凍み餅。左がゴンボッパ、右がヨモギ入りです。色の違いは、つたない写真でもわかると思います。ちなみにこの写真は完成品ではなく、凍らせていない切り餅。凍結乾燥させると多少色はくすんできます。 ふたつの凍み餅、今回の仕込みのときに…

ゴンボッパの苗

2/16(土)の作業のとき、浅沼師匠がゴンボッパの苗を持ってきてくれました。1ヶ月ほど前に種をまき、ハウス内で育苗中のものだそうです(一般的な露地栽培では雪の融けた春に種をまく)。 この種は、八峰村の畑で採取したものと、福島にうかがったとき…

千功成

千功成、「せんこうなり」と読みます。今回小海にいらした飯舘の皆さんからいただきました。飯舘村に隣接する二本松市の地酒。八峰村の活動が千の功成ることを願って、わざわざこの酒を選ばれたのだと思います。ありがとうございました。 飯舘の皆さんは、き…

今シーズン最後の凍み餅仕込み2日目

凍み餅づくり2日目の作業は朝9時ころから始まりました。場所は同じく、まちの駅加工所。 まずは庖丁でカット。厚さは1cmほどです。多少のばらつきはご愛嬌でしょう。今回は約500個の切り餅ができました。 カットした餅を稲藁で編んでいきます。昨シー…

今シーズン最後の凍み餅仕込み1日目

2/15(金)〜16(土)、今シーズン最後の凍み餅づくりが予定どおりおこなわれました。まずは1日目の様子から報告します。 当日は飯舘村の皆さん4人が昼前に小海に。雪降るなかでの到着となりました。まちの駅加工所で作業が始まった午後1時ころ、雪…

1/21こうみざかり仕込み

先日お知らせしたとおり、1/21に「こうみざかり」の仕込みが行なわれました。たしか3回に分けて行なわれる仕込みのうち、留(とめ)とよばれる最終工程でしょうか。このときの様子が、さっそく蔵元黒澤酒造のブログにアップされています(1/21付)…

松原湖高原を描く

八峰村オーナーのIさんから渡辺村長経由で、一点の絵を送っていただきました。松原湖から望む初冬の八ヶ岳でしょうか。以下、ご自身のコメントとともにそのまま掲載させていただきます。Iさん、ありがとうございました。 大した絵ではないのですが、趣味で…

2年目の凍み餅づくり

知らなかったのですが、八峰村では先日12/20&21に今シーズン2回目の凍み餅づくりが行なわれたそうです(1回目はいつやったの?)。飯舘村の方もいらっしゃったとか。渡辺村長から写真と記事を送るとの連絡も受けました。できることなら年内に記事…

小海極寒

小海の気象情報を見ていたら、本日未明−16度となっていました。日中でも最高気温は−2度の予報。明日も最低−12度、最高ー2度と予報されています。極寒! 今週末以降は気温がもちなおすようですが。 小海は寒いので冬には行きたくないと尻込みする人が八…

月明かりに映える八ヶ岳の雪

11/29夜〜12/1朝まで小海にいました。2ヶ月ぶり。ずいぶんのご無沙汰でした。 11/28の朝、小海の気温は零下10度近くまで下がっていたとか。そのため寒さは覚悟していたのですが、滞在中は思いのほか暖かく、早朝でも零下2度止まり。ちなみ…

「たぁくらたぁ」最新28号

以前このブログでも紹介した雑誌「たぁくらたぁ」最新28号が発売中です。特集は「終わりなき3・11 フクシマからの証言」。特集の一環として八峰村の渡辺村長が寄稿しました。題して「「飯舘村と小海町の凍み餅づくり交流」。交流のきっかけから今後の展…

きらきら星

昨日夜明け前、残業を終え自転車で帰宅途中、ふと空を見上げると満天の星がきらきらと光っていました。本日未明も同じく。松原湖高原ほどではないにしても、埼玉県の都市部では、めったに見られない星の数(オリオン座くらいしかわかりませんが)。今シーズ…

オヤマボクチとハバヤマボクチ

八峰村の畑に植わっているオヤマボクチは2種類ありそう、と以前書きました。葉の形が違います。一方はなだらかなハート型、他方は鋸葉の深い三角形。飯舘村の凍み餅で使うのはハート型のほうだと現地の方は言ってたように思います。 じつは最近、オヤマボク…

冬間近

もう1ヶ月近く小海にはごぶさたです。刈り取ったイクサはハウスのなかにほったらかしのまま。そろそろ収穫期を迎えるはずの鞍掛豆もどうなっているか気がかりです。HiさんとSiさん、花豆などはとっくに収獲ずみですよね。 ところで数日前には八ヶ岳が雪化…